『学びを深めるヒントシリーズ 源氏物語』
青島麻子 編著(A5判、220頁、2,200+税) 好評発売中!
新学習指導要領対応!
「深い学び」を実現する、教場の『源氏物語』虎の巻。
次期学習指導要領のキーワード「主体的・対話的で深い学び」。高校国語の現場で、これをどのように実現していけばよいのか。『源氏物語』の国語総合・古典A・古典Bの教科書採録章段を対象に、最新の研究成果を踏まえて、高校生が現代の感覚に引き付けて読むための、鑑賞のヒントと探究のポイントを紹介!
⇒諸本の読み比べを通して、『源氏物語』の魅力を多角的に探究!
⇒登場人物をクローズアップ!『源氏物語』に描かれる人間ドラマに迫る!
⇒地図や場面図を多数採録!
◆各章段の構成◉原文/現代語訳/語注 |
目次
第一章 波乱含みのヒーロー誕生! (1桐壺巻・光源氏誕生)
第二章 少年時代の、永遠のマドンナ(1桐壺巻・藤壺の入内)
第三章 山奥で見つけた運命の美少女(5若紫巻・小柴垣のもと)
第四章 一夜の過ち? 道ならぬ恋(5若紫巻・藤壺との密通)
第五章 正妻VS愛人 女同士のバトル勃発?(9葵巻・車争ひ)
第六章 身の毛もよだつモノノケの怪奇(9葵巻・物の怪の出現)
第七章 フルサトのキミはあまりにも遠く(12須磨巻・心づくしの秋風)
第八章 娘のしあわせのためにできること(19薄雲巻・明石の君母子の別離)
第九章 巻き起こる嵐の中でぼくは(28野分巻・野分の垣間見)
第十章 新婦に付き添う母ふたり(33藤裏葉巻・明石姫君の入内)
第十一章 セカンドライフの波瀾万丈(34若菜上巻・三日がほど)
第十二章 露とともに去ったヒロイン(40御法巻・紫の上の死)
第十三章 そして息子も恋をする(45橋姫巻・薫と宇治の姉妹)
第十四章 最後のヒロイン、どこへ漂う?(51浮舟巻・浮舟と匂宮)
コラム
宮中ってどんなところ?
平安貴族のヒエラルキー
キャラクターの呼ばれ方
平安貴族のライフサイクル
光源氏のお屋敷拝見
平安貴族の気になる結婚事情
繰り返される密通
源氏物語のエンディングとは
付録
参考文献
京都付近図