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『高校国語 新学習指導要領をふまえた授業づくり 実践編 ー資質・能力を育成する14事例ー』

高校国語 新学習指導要領をふまえた授業づくり 実践編 理論から実践へ――新学習指導要領をふまえた授業として、全国の先生方に14の事例をご紹介いただく。各事例は、育成を目指す資質・能力が偏らないよう、バランスを考慮して配置。新学習指導要領との関連も明示することで、理論から実践への移行がスムーズに進む一冊。また、年間指導計画の試案も掲載し、新科目のコンセプトやその考えられる具体像をいち早く提案。さらに、有識者による科目の性格と各事例についての解説が各実践を補強。『高校国語 新学習指導要領をふまえた授業づくり 理論編』と合わせ、高等学校国語科教員の必携書。

 

◇コラムより◇一部改変

 学習指導要領は人間がつくっており、背後には必ず書き手が存在する。用語や表現の仕方には一定のルールがあるものの、それらや文章のロジックなどには、書き手の意図や考え、場合によっては思いまでもが込められている。
 幅広い読み手を想定した結果、確かに「当たり障りのない」表現が用いられることが多いかもしれない。しかし、そうしたときの用語や表現の慎重な選択こそに言葉の力が発揮される。


目次


第1章 新学習指導要領における授業づくり
第1節 授業づくりのポイント
 1指導事項と言語活動との関係について
 2学習評価の方向性について
第2節 義務教育との接続について
 1教科の目標
 2〔知識及び技能〕の資質・能力
 3〔思考力、判断力、表現力等〕の資質・能力

第2章 共通必履修科目における授業実践事例
第1節 現代の国語
 1科目の性格
 2年間指導計画
 3実践事例
  ①脱・多数決!納得する合意形成を目指そう【話すこと・聞くこと】
  ②特別予算を獲得するための文章を書こう【書くこと】
  ③事例と主張との関係を整理して筆者の論理関係を的確に理解しよう【読むこと】
第2節 言語文化 
 1科目の性格
 2年間指導計画
 3実践事例
  ④時候・天文の季語をテーマにして季節のエッセイを書こう【書くこと】
  ⑤小説に表れている日本人の伝統的なものの見方を捉え、内容を解釈しよう【読むこと】
  ⑥和歌や随筆に表れた「季節感」を読み味わおう【読むこと】

第3章 選択科目における授業実践事例
第1節 論理国語
 1科目の性格
 2年間指導計画
 3実践事例
  ⑦小論文を相互批評してリライトしよう【書くこと】
  ⑧自分の考えを形成するために複数の資料や他者の指摘に出会い、新たな視点を手に入れることで考えを練り上げよう【読むこと】
第2節 文学国語
 1科目の性格
 2年間指導計画
 3実践事例
  ⑨読み手の琴線に触れる小説を創作しよう【書くこと】
  ⑩「「こころ」論文」を作成しよう―なぜ私は、このように解釈したいのか―【読むこと】
第3節 国語表現
 1科目の性格
 2年間指導計画
 3実践事例
  ⑪インタビューや話合いを通じて自分の考えを形成・深化しよう【話すこと・聞くこと】
  ⑫「悩み相談」の回答を書こう【書くこと】
第4節 古典探究
 1科目の性格
 2年間指導計画
 3実践事例
  ⑬体験したことや感じたことを文語で書こう【読むこと】
  ⑭複数資料をもとに史伝を読み深めよう【読むこと】

第4章 新しい高校国語の実践を目指して

凡例・コラム
・第2章、第3章の年間指導計画・実践事例について
・共通必履修科目の授業時数の新旧比較
・「契約書」をどう受け止めるか

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著者略歴

  1. 大滝 一登

    文部科学省初等中等教育局視学官。1964年千葉県生まれ。岡山大学大学院教育学研究科国語教育専攻修了。岡山県公立高等学校教諭、岡山県教育庁指導課指導主事、岡山県総合教育センター指導主事、ノートルダム清心女子大学文学部准教授、国立教育政策研究所教育課程研究センター研究開発部教育課程調査官・学力調査官を経て、現職。文部科学省初等中等教育局教育課程課教科調査官(国語)を併任。主な著書に、『新学習指導要領 高校の国語授業はこう変わる』(共編著、三省堂、2018)、『シリーズ国語授業づくり 高等学校国語科 新科目構成とこれからの授業づくり』(共著、東洋館出版社、2018)などがある。

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