明治書院の国語教育webマガジン
今日の漢文
新釈漢文大系全120巻別巻1より、名言、ぐっとくる一文、たまたま目に留まった一文など、気の向くままに選んでご紹介します。
※フォントの都合上、紙面と異なる表記となっている箇所がございます。ご了承ください。
- 論語子曰く、巧言令色、鮮いかな仁。
- 大学・中庸心焉に在らざれば、視れども見えず
- 小学古の小学、人を教ふるに、灑掃・応対・進退の節、親を愛し、長を敬し師を隆び友に親しむ…
- 孟子人、善ならざること有ること無く、水、下らざること有ること無し。
- 荀子・上青は之を藍より取りて、藍よりも青く
- 荀子・下人の性は悪、其の善あるものは偽なり。
- 老子・荘子上上善は水の如し。
- 荘子・下天地なる者は萬物の父母なり。
- 古文真宝（前集・上）歳月は人を待たず。
- 古文真宝（前集・下）天に在つては願はくは比翼の鳥と作らん、地に在つては願はくは連理の枝と為らん
- 韓非子・上逆鱗
- 韓非子・下守株
- 伝習録知行合一
- 文選（詩篇・上）亀鶴の年
- 文選（詩篇・下）人生は幾何ぞ。
- 古文真宝（後集）帰りなんいざ。
- 文章軌範（正篇・上）千金の子は、盗賊に死せず。
- 文章軌範（正篇・下）危急存亡のとき
- 唐詩選頭を挙げて山月を望み 頭を低れて故郷を思ふ
- 十八史略・上六国従合
- 十八史略・下創業守成
- 列子杞憂
- 易経・上乾は、元いに亨る。貞しきに利し。
- 易経・中未済は、亨る。小狐汔んど済らんとして、其の尾を濡らす。利しき攸无し。
- 書経・上聖と惟も念ふ罔ければ狂と作り、狂と惟も克く念へば聖と作る。
- 書経・下禹曰く、迪に恵へば吉にして、逆に従へば凶なり。惟れ影響のごとし。
- 礼記・上苛政は虎よりも猛なり。
- 礼記・中楽は心の動くなり、声は楽の象なり、文采節奏は声の飾なり。
- 礼記・下子曰く、言、物有りて行、格有り、是を以て生きては則ち志を奪ふ可からず、…
- 春秋左氏伝・一故に伝を発すの体に三有り、而して例の為にするの情は五有り。
- 春秋左氏伝・二楚子、鼎の大小軽重を問ふ。
- 春秋左氏伝・三君子は遠き慮り有り、小人は邇に従ふ。
- 春秋左氏伝・四衛人、牛耳を執らんと請ふ。
- 楚辞屈原曰く、世を挙げて皆濁りて、我独り清めり。…
- 孝経身体髪膚、之を父母に受く。…
- 孫子・呉子風林火山
- 近思録明道先生曰く、思邪無し。…
- 史記（本紀・上）博士の官の職る所に非ずして、…
- 史記（本紀・下）秦の始皇帝、会稽に游び、浙江を渡る。…
- 史記（十表・一）太史公曰く、五帝・三代の記、尚し。…
- 史記（八書）礼は人に由りて起こる。…
- 管子・上凡そ地を有ち民を牧ふ者は、務め四時に在り、守り倉廩に在り。…
- 管子・中地は万物の本原、諸生の根荄なり。…
- 唐代伝奇隴西の李徵は、皇族の子にして、虢略に家す…
- 日本漢詩・上雲か山か呉か越か…
- 日本漢詩・下児孫の為に美田を買わず。
- 戦国策・上蛇は固より足無し。子安んぞ能く之が足を為さん。
- 戦国策・中虎の威を仮る
- 戦国策・下魚父の利
- 墨子・上兼愛説
- 墨子・下鬼神の聖人より明智なるは、猶お聡耳明目の聾瞽に与けるがごとし。
- 管子・下海は水を辞せず、故に能く其の大をなす。…
- 孔子家語顔回問う。朋友の際わりは如何、と。…
- 淮南子・上道は一に始まるも、一にしては生ぜず。…
- 淮南子・中自ら信ずる者は、誹誉を以て遷す可からざるなり。…
- 続文章軌範・上夫れ天地は万物の逆旅にして、光陰は百代の過各なり。
- 続文章軌範・下太史公牛馬走司馬遷、再拝して言す。…
- 蒙求・上燕角の弧・朔蓬の簳を以て之を射れば、虱の心を貫きて、而も懸は絶えず。
- 蒙求・下阮籍青眼
- 玉台新詠・上胡馬は北風に嘶き、越鳥は南枝に巣ふ。
- 玉台新詠・下玉階怨
- 淮南子・下人間万事塞翁が馬
- 易経・下天は尊く地は卑しくして、乾坤定まる。卑高以て陳なりて、貴賤位す。
- 文心雕龍・上文の德たるや大なり。天地と並び生ずるは何ぞや。…
- 文心雕龍・下夫れ文心とは、文を為るの用心を言うなり。…
- 国語・上善に従うは登るが如く、悪に従うは崩るるが如し。
- 国語・下夫れ衆口は禍福の門なり。…
- 論衡・上凡そ人の遇偶と及び累害に遇うとは、皆命に由るなり。…
- 論衡・中俗好んで遠を褒め古を称し、瑞を講ずれば則ち上世を美と為し、…
- 唐宋八代家文読本・一雑説
- 唐宋八代家文読本・二孔子曰く、苛政は虎よりも猛しと。吾嘗て是を疑う。…
- 唐宋八代家文読本・三臣聞く、朋党の説は、古自り之れ有り、と。…
- 唐宋八代家文読本・四聖人の道は、礼を得て信ぜられ、易を得て尊ばる。…
- 唐宋八代家文読本・五古の所謂豪傑の士は、必ず人に過ぐるの節有り。…
- 唐宋八代家文読本・六天下皆怯にして独り勇なれば、則ち勇者勝ち、皆闇にして独り智なれば、則ち智者勝つ。…
- 世説新語・上文帝、嘗て東阿王をして七歩の中に詩を作らしめ、成らざれば大法を行わんとす。…
- 世説新語・中天下方に乱れ、群雄虎争す。撥めて之を理むるは、君に非ずや。…
- 世説新語・下漱石枕流
- 文選（賦篇・上）漢の西都は、雍州に在り。寔を長安と曰う。左は函谷二崤の阻に據り、表するに太華・終南の山を以てす。…
- 文選（賦篇・中）日月の逾え邁くを惟い、河の清むを俟つに其れ未だ極らず。…
- 文選（賦篇・下）余少くして音声を好み、長じて之を翫う。…
- 文選（文章篇・上）悲しいかな、秋の気為るや。…
- 文選（文章篇・中）秋風起こりて白雲飛ぶ、草木黄落して雁南に帰る。…
- 中国名詞選風爐は茶を煮。霜刀は瓜を割る。…
- 史記（世家・上）西伯将に出でて狩せんとし、之を卜す。…
- 史記（世家・中）范蠡、越王句践に事え、既に身を苦しめ力を戮せ、句践と深く謀り、…
- 史記（世家・下）燕雀安んぞ鴻鵠の志を知らんや。
- 史記（列伝・一）或いは曰く、天道親無く、常に善人に与す、と。…
- 史記（列伝・二）風蕭蕭として易水寒く 壮士一たび去りて復た還らず
- 史記（列伝・三）諸将は得易きのみ、信の如き者に至りては国士無双、…
- 史記（列伝・四）桃李言わざれども、下自ら蹊を成す。
- 史記（列伝・五）太史公曰く、法令は民を導く所以なり。…
- 文選（文章篇・下）人の短を道うこと無かれ、己の長を説くこと無かれ。…
- 論衡・下詩三百、一言以て之を蔽えば、曰く、「思、邪無し」と。…
- 貞観政要・上君たるの道は、必ず須く先ず百姓を存すべし。…
- 貞観政要・下死する者は再び生かす可からず。法を用うること、須く務めて寛簡を存すべし。…
- 白氏文集・一憐れむべし 身上の衣 正に単にして、…
- 白氏文集・二（上）迢迢たる香鑪峯、心に存し耳目に想う。年を終わるまで物役に牽かれ、今日 方に一たび往く。
- 白氏文集・三銀台 金闕 夕に沈沈たり、独宿 相思うて 翰林に在り。三五夜中 新月の色、二千里外 故人の心。
- 白氏文集・四海天 東を望めば 夕茫茫たり…
- 白氏文集・五貴と富とを慕うこと勿かれ、賤と貧とを憂うること勿かれ。…
- 白氏文集・六勅す。古人に云えること有り。樹静かならんと欲すれども風止まず、…
- 白氏文集・七（上）驃国王の雍羗に勅す。卿、性毅勇を弘め、代々貞良を済せり。…
- 白氏文集・八得たり。甲は家に居り妻の之を殴笞するを被る。…
- 白氏文集・九君に一盃を勧む 君辞すること莫かれ。君に両盃を勧む 君疑うこと莫かれ。…
- 白氏文集・十彭城の劉夢得は、詩の豪なる者なり。其の鋒は森然として、敢えて当たる者少し。…
- 白氏文集・十一言う者は知らず 知る者は黙す、此の語 吾老君より聞けり。…
- 白氏文集・十二（上）玉管 朱絃 急に催す莫かれ、容に歌を聴いて送るべし 十分の盃。…
- 白氏文集・十三未だ君王の面を見るを得るを容されざるに、已に楊妃に遥かに目を側めらる。…
- 詩経・上桃の夭夭たる 灼灼たり其の華 之の子 于に帰ぐ 其の室家に宜しからん…
- 詩経・中呦呦と鹿鳴き 野の苹を食む 我に嘉賓有り 瑟を鼓き笙を吹かん…
- 詩経・下於皇いなる武王 競り無し維れ烈 允れ文なる文王 克く厥の後を開く…
- 大戴礼記君子は人に先立つに悪を以てせず、人を疑うに不信を以てせず。…
- 唐宋八代家文読本・七世皆称す、孟嘗君は能く士を得、士は故を以て之に帰す。…
- 史記（列伝・六）孔子曰く、之を導くに政を以てし、之を斉うるに刑を以てすれば、民免れて恥無し。…
- 史記（十表・二）太史公曰く、古は人臣の功に五品有り。…
- 白氏文集・二（下）天生の麗質 自から棄て難く、一朝 選ばれて君王の側らに在り。…
- 白氏文集・七（下）臣、伏して以うに、魏徴は是れ太宗の朝の宰相なり。…
- 白氏文集・十二（下）毛道の凡夫、火宅の衆生。胎・卵・湿・化、一切有情。…
- 史記（列伝・七）凡そ百三十篇、五十二万六千五百字。太史公書と為す。…
- 漢籍解題事典峨眉山月 半輪の秋。影は平羌江水に入って流る。…
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