天に在つては願はくは比翼の鳥と作らん、地に在つては願はくは連理の枝と為らん
本文(書き下し文):
天に在つては願はくは比翼の鳥と作らん、地に在つては願はくは連理の枝と為らん
読み:
てんにあってはねがわくはひよくのとりとならん、ちにあってはねがわくはれんりのえだとならん
通釈:
空飛ぶ鳥に生まれたら、雌雄各々一翼であるから二羽一緒に並んででなければ飛べない鳥となろう。地上に生える樹になるならば、二本の樹の交えた枝の木目が連なった連理の枝となりたい。いつの世にも離れることのない夫婦でありたい。
出典:
『新釈漢文大系 10 古文真宝(前集 下)』605ページ
中国では、結婚式の誓いの言葉に使われたりするのでしょうか。